久しぶりに初詣。もう何年も行ってなかったのですが、お伊勢さんに行ってみる?の一言で急きょ決定!いつもながらの行き当たりばったり行動(笑)
三が日を過ぎてるとはいえ、さすがに日本の聖地お伊勢さんは詣でる人でごった返していました。参道を歩くといろんな誘惑が・・・昔ながらの伊勢うどんやさんま寿司にもちろん赤福も!新しいスィーツのお店なんかもそそんですよ、これが・・・
お参りを済ませる前から食べたらあかんやろ~と突っ込み入れつつ本宮へ。
五十鈴川で手を清めてから奥の本殿へ向かいます。
ちょうど夕暮れ時でお社周辺の森は厳粛な空気に包まれているかのようで、気持ちがピリっとしてきてなんだか神妙な気分。
天照大御神にご挨拶をして帰り道、見上げると三日月が澄んだ空気に浮かびあがって神秘さが増します。
でもそこは俗物なので、しっかり伊勢うどんと赤福をいただきお腹いっぱい(笑)
今年も煩悩の赴くままに・・・
洋の東西を問わず美しいもの、神々しいものに畏怖の念を持ち、憧れ、感動するのが人間の性なのでしょうね。
クリスチャンも仏教徒もイスラム教徒も神道も、そういう意味では人智を超えたものに対する畏敬が純化し、培養されてきたものだと思います。
ものを食べ、煩悩に振り回されるのも同じ神の摂理だと思えば尊い行動です。
正直に自分の気持に向き合い、振り返った時に例え間違ったであろう選択であろうと納得の行く人生を送ることができていればその人生は成功だと思います。
絶えずそう云う思いを胸に刻み続けることが出来る一年にできたら素晴らしいでしょうね。
煩悩もまた菩薩の境地なり。
とても不思議な感覚でした。地の底に吸い込まれるような・・・
この世に存在していることが不思議というか、なんとも表現しがたいですが。
この一年は試練の年になりそうですが、それを乗り越えた先に
必ず待っているものがあると信じて歩いて行きたいですね。