色彩論:色の持つ意味
デザインをする上で最も重要な要素の一つが『色』です。様々な色が世の中には溢れていますが、全ては色の三原色(赤:青:黄)によって表現することが可能です。この三原色を混色することによって生まれる基本的な12色をベースにそれぞれの色の持つ意味合いを十分に理解して使い分けていくことが必要です。
と、いきなり小難しい内容で書き出しましたが、ウェブデザイン・服飾デザイン・グラフィックデザイン、舞台美術などなど色は切り離せないものなので、それぞれの色が人に与える印象というのを踏まえた上で取り入れることで、そのデザインをより魅力的にすることができるんですね。
色というのはもともとかなり曖昧なもので、組み合わせやそのときの心理状態によっても印象がかわるものでもあります。民族や宗教によっても多少の違いがあります。
赤(Red):情熱・愛・生命・怒りなど、人間の生理的な部分に影響を与える色のひとつ。お祝い事などによく使われる色でもあります。積極的で攻撃的なイメージも合わせて持つ色なので、使うときにはアクセントカラーとしたり、全体的に使いたいときは彩度を落としたりとかします。
オレンジ(Orange):活動力・躍動感・幸福感など活発なイメージ。赤と黄の混色でそれぞれの特徴を合わせ持っています。暖かな印象を持つ反面、セールなどのチープな印象で使われることも多いです。
黄(Yellow):幸福感・希望・光をイメージさせる色ですが、反面、偽りや嫉妬・怠惰などの印象も与えることがあります。
緑(Green):自然・安心感・癒しをイメージさせます。青と黄の混色ですが、どちらの影響もそれほどなくニュートラルカラーとしてとらえられます。黄色に近い緑は新緑のイメージから初心者といった印象もあります。逆に濃い緑は成熟した印象を持っています。
青(Blue):静寂・信頼感を与える色であり、反面、寂しさの象徴でもある色。安定感や平和を暗示させることから、企業イメージとして使われることが多いです。純色の青の場合、孤独感を強くイメージさせますが、温かみのある青は安心感を与えます。
紫(Purple):贅沢感・財産・高級感などとても高尚なイメージで、神秘的で創造的な印象も併せ持ちます。青と赤の混色でありながら、それらとは全く異なる印象を与えます。天然の染料では紫は非常に貴重で手に入りにくかったということなので、贅沢な感じはそこからきているのかもしれません。神秘的なイメージでいくと宇宙空間などを描く際に、必ずといっていいほど使われている色でもあります。
黒(Black):神秘的で上品な色ですが、反面では死や悪をあらわす非常に強い色です。白とともに色相・彩度を持たず、全てを吸収してしまいます。
白(White):純潔・清潔感を暗示させます。冬の雪の印象もあり、冷たさや距離感をイメージさせることもあります。白も黒と同様に色相・彩度を持たない色で強い印象を持ちます。
グレー(Gray):とても現代的で色ですが、保守的でフォーマルな印象を持たせます。扱いが難しい色の一つではないでしょうか。組み合わせる色によってその表情を変えますし、失敗するとひどく垢抜けない印象を与えてしまうこともあります。
茶(Brown):自然をイメージさせることから、安心感や健全な印象を与えます。トラディショナルなイメージもありますよね。
ベージュ・肌色(Beige and Tan):保守的・敬虔な印象で、退屈な印象を与えてしまうこともあります。動きのあまり感じられない色ですが、純色に近い色との組み合わせは美しく、とても鮮やかに見せてくれます。他の色を引き立ててくれる色といえます。
クリーム・生成り(Cream and Ivory):穏やかで上品、清潔な印象を与えます。時間の経過を表したりすることも出来ます。
参考サイト:
Color Theory for Designers, Part 1: The Meaning of Color
A Look into Color Theory in Web Design


















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