Yahoo!とGoogleとMNSの妙な三角関係
昨年夏のサブプライムローンショックで大暴落してしまった株価。米国の大企業といえど例外にもれず、Yahoo!Incが1000人のリストラ政策を発表したのが先週のはじめ。それから1週間、IT業界はこのニュースばっかりですね。

先週末にMNSがYahoo!に対して提携(合併)を申し込んだことから、株価が少し上げ始め、GoogleがとうとうYahoo!に対して提携話を検討しているようで、この3つ巴の関係にかなり拍車がかかっているようです。おかげで株価も不安定ながら上げ上げ様子。それ以上にサブプライムローン問題の影が色濃くは残されていますけど。。。
GoogleがMNSのYahoo!買収に対して抗議の見解を示したところMNSも即効で返答を公開したそうです。なんか、どろどろしているわね。
Microsoft-Yahoo買収には「問題がある」とGoogleが表明
…MicrosoftのYahooに対する敵対的買収提案は厄介な問題を引き起こすものだ。これは単なる企業同志の金銭的取引の域を越えている。むしろ、インターネットの基本原理であるオープン性と革新の保全にかかわる問題だ。
Microsoft は、PCで行ったのと同じような不適切かつ違法な影響を、インターネットに対しても及ぼそうというのだろうか。インターネットが競争力のある革新に報いてきた一方で、Microsoftは再三自れの独占を確立せんとしてきた。そして、その支配的地位を隣の市場にまで広げようとしている。
Yahoo の買収によってMicrosoftは(過去の重大な法的、行政的違反の歴史にもかかわらず)ブラウザーやオペレーティングシステムでの不公正な行為をインターネットにまで広げることになるのではないのか。さらに、MicrosoftとYahooの合体は、インスタントメッセージやウェブメールアカウントのシェアの寡占をも意味する。また、この2社はインターネット2大ポータルの運用者でもある。この2社が組むことよって、PCソフトウェアの独占状態を利用して、ライバル社のメールやIMその他のウェブベースのサービスを消費者が利用することを、不当に制限するのではないだろうか。
MicrosoftとYahooが一体になれば、インターネット検索とオンライン広告における有力なナンバー2となり、今以上に競争のある市場が形成される。他のシナリオでは、インターネット上の競合は減少するばかりだ。
現在、Googleはウェブ上の検索エンジンと広告の支配的企業だ。Googleは世界中の有料検索収益の75%を占め、なお成長中だ。報道によれば、Googleは米国の検索市場の65%以上、ヨーロッパの85%を占めているという。一方MicrosoftとYahoo!を合計しても、米国の30%、ヨーロッパの10%にすぎない。
Microsoftは、インターネットのオープン性と革新そしてプライバシー保護に専心することを約束する。MicrosoftとYahoo!が一体となることによって、この目標に近づけると確信している。
んで、肝心のMicrosoft、Google文書に返答“>Yahoo!はというとGoogleとの提携を検討中らしい。なんだか、もてるって辛いわね。しかも、こういった窮地でなければ、高ビーな感じであれこれ注文つけて選べるのだろうけど、今となっては形振りかまってられない感じじゃないかしら。
この辺はYahoo!がGoogleに身売り?の衝撃っていう記事がとても興味深く書いてくれてます。
もし、Googleが買収に本気で乗り出したら、ほんと独占企業一直線ではないですか。MNSとくっついたところで、所詮Google様には歯が立たないと本人も申しておりますし。
どちらにせよ、2008年波乱の幕開けとなってしまったわけだけど、いずれにせよ使い勝手のよい検索エンジンであったり、意味のある広告提供であったり、サービス充実してくれればそれが一番なので、お互いしのぎをけずっていただければと思います。
こんなもんがフリッカーにアップされています。この画像の存在はなぜかGoogleのブログで知りました、渦中の人がこんな写真を紹介していいの?

Tags: Googleサービス, MNS, Yahoo


















